はじめに

基本的に公式ハンドブックを参照しながら進めた。

インストールの流れ

インストールの流れを示す。

  1. インストールメディアを作成する
  2. インストールメディアを起動する
  3. マシンをインターネットに繋ぐ
  4. パーティショニングして、ファイルシステムを作成する
  5. tarballをダウンロードし、展開する
  6. tarballを展開したディレクトリにchrootする
  7. portageをセットアップする
  8. カーネルをビルドする
  9. ブートローダをセットアップする
  10. Gentooが起動することを確認する

このエントリーでは5まで書く。

1. インストールメディアを作成する

USBメモリにインストールメディアを作成する。 インストールメディアの中には小さいOSが入っている。しかし、インストールメディアを起動しても、操作できるのは当然インストールメディアの中だけ。 そこで、マシンのハードディスクをインストールメディアにマウントし、インストールメディア経由でマシンを操作する。これにより、何も入ってないマシンにGentooをインストールできる。というのが、インストールメディアが必要な理由。

今回はUSBメモリをメディアとした。 以下の操作はWindows上で行っている。 SystemRescueCdのISOをダウンロードする。 そして、Rufusのexeファイルをダウンロードする。 Rufusを起動し、ビックカメラで買ってきたUSBメモリ(16GB(たぶんこんなにいらない))をマシンに挿す。 Rufusの画面から、パーティション構成をGPTに設定してスタートする。たぶんなにも起きないはず。

2. インストールメディアを起動する

Windows10では 高速スタートアップ という機能があり、メディアからの起動ができないので、こちらを参考に無効にする。 そして、 スタート -> 電源のマークを押す -> Shift を押しながら再起動をクリックし、電源を切る。 USBを挿す。 あと、SecureBootを無効にしないといけないらしいので、UEFIの設定画面に入る。 筆者のマシンでは、電源ボタンを押した後Enterキーを連打し、その後 F1 を押すことで設定画面に入れたが、マシンのメーカーによって違うと思う。 SecureBootDisabled にする。 再度Rebootして、Enter連打の後 F12 を押して、USBメモリを選択する。 SystemRescueCD内のgrubが起動するので、一番上を選択する。 これでインストールメディアが起動する。

3. インターネットに繋ぐ

これはハンドブックに載っていたやり方だとダメだった。 筆者の家は有線LAN環境がないため、無線でつなぎたかったが、ハンドブックのやり方ではWEPの無線にのみ対応している。 最近WEPとかあんまり使ってないと思う。 WPAでのつなぎ方はこちらに書いた。

4. パーティショニングして、ファイルシステムを作成する

パーティショニングは、ハードディスクを分割すること。 したがって、どう分割するかを設計する必要がある。 ディスク容量や用途にもよるので一概には言えないが、筆者は以下のように切った。

デバイス 容量 ファイルシステム 用途
sda1 512MB vfat ブートローダ
sda2 1024MB - スワップ
sda3 残り全部 ext4 Gentoo

注意点としては、

  • 物理メモリが潤沢にある環境であれば、スワップは別になくても良い
  • sda1(ハードディスクの先頭セクタ)にブートローダが必要(ないとGentooが起動できない)

など。

後、パーティションの切り方はいろんなやり方がある。 ググると fdisk gdisk parted などがあるが、結局使用目的は同じなので、どれを使っても良い。 筆者はgdiskで切った。ツールの使い方はどうでもいいのでググってください。 partedは変更が即反映されるのであんまりおすすめできない。 gdiskは保存するまではなにも起きない。

そして、ファイルシステムを作る。 ファイルシステムがあることで、我々はデータをファイルとして認識できる。 ポイントは、ブート用のパーティションは vfat で作るということ。 Gentoo用のパーティションはよっぽどこだわりがなければext4で良いと思う。

### ブートパーティション
% mkfs.vfat /dev/sda1

### Gentooパーティション
% mkfs.ext4 /dev/sda3

### スワップパーティション
% mkswap /dev/sda2
% swapon /dev/sda2

5. tarballをダウンロードし、展開する。

前述の通り、今はUSBメディアの中で作業している。 しかし、Gentooをインストールしたいのはさっき切った /dev/sda3 なので。 USBから /dev/sda3 を見られるようにしないといけない。なので、マウントする。

% mount /dev/sda3 /mnt/gentoo

/mnt/gentooというディレクトリが用意されているので、そこにマウントする。 ついでに、 /dev/sda1 もマウントしておく。 Linuxでは /boot にブート用のファイルが格納されるので、

% mkdir /mnt/gentoo/boot
% mount /dev/sda1 /mnt/gentoo/boot

のようにする。

そしてtarballをインストールする。 tarballは、Gentooとしての最低限のツールが入ったもの。 SystemRescueCDには links コマンドがないため、以下のようにする。

% cd /mnt/gentoo
% elinks https://www.gentoo.org/downloads/mirrors/

ミラーを選ぶ。 筆者はIIJのサーバから、 http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/releases/amd64/autobuilds/20171215T184104Z/stage3-amd64-20171215T184104Z.tar.bz2 をもらった。

ダウンロードが終わったら展開する。

% tar xvjpf stage3-*.tar.bz2 --xattrs --numeric-owner

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