プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」はいい歌すぎるので、まとめます。

何が素晴らしいのか

この歌のすごいところは、「シンプル」なところだと思う。 プリンセスプリンセスは今でこそ演奏力に長けたバンドだという認識が広まっているけど、実は初期はそうでもなかった。 むしろ、演奏をシンプルにまとめて、歌唱力と曲自体の良さで勝負しているバンドだった。 演奏をひとつひとつ聞いても、ギター・ベース・キーボード・ドラムどのパートも、テクニカルなプレイはなくて、それが90年代っぽさの理由でもある。

岸谷香の表現力がヤバい

表情、マイクの使い方、体の動かし方、曲のはじめ方と終わり方、視線、すべてが良い。 これで歌唱力もヤバいので、完全に表現者として化物。結局は楽しんでやってる人こそ見てる人の心を動かす、ということの好例だと思う。

何がやりたいのかを絶妙に理解できる

バンドとしてのプリンセスプリンセスのコンセプト、演奏スタイル、歌い方、メイク、服装、立ち居振る舞いなど、全てが新しかった。しかし、そのどれもが80年台の所謂「洋楽のロック」のオマージュなところはポイントだと思う。 みんな少しは見たことある、でも間近で見たことはない、理解出来なさを理解できて、そこにガールズバンドとしての少女性が入ってくる。